近頃はコロナ禍で、乗り物の中やレストランなど公共の場所では
会話を控えるようになっています。
以前は公共の場所で声高に喋っていて「うるさいなあ」と感じたのは
殆どがお年寄りの話し声でした。
年を取ると耳が遠くなるから仕方ないわね、などと思ったものです。
ですが、近頃はちょっと違ってきたように思えます。
高齢者はコロナ対策なのでしょうか、喋っていてもひそひそ声が多いようです。
むしろ傍若無人に喋るのは30代40代の複数の女性たちや
子供連れの若い夫婦、そして学生たちのような気がします。
あたり憚らず喋っているのですが、自分の声が大きいとは感じていないようです。
これは、多分ですが、イヤフォンで音楽を聴く時間が長いことや音量が大きいこと、
などの習慣が原因ではないかと想像します。
音楽を聴きながら喋るとおのずと声は大きくなりますし、
大音量の音楽を聴き続けると難聴になるのではないかと思います。
そして公の場所と私的な場所の区別が出来ていないことでもあります。
混雑した電車の中でもお化粧をしたり、飲食したり、も同じです。
人前で気をつけた方がよいこと、こうした方が良いと思われるマナーなど
触れ合う他人を思いやる行動をとることは、自分の成長に繋がります。
小さなことにも気を配って素敵な人になりたいものです。