忘己利他、もうこりた、仏様の教えです。
この言葉も瀬戸内寂聴さんの本で知りました。
自分のことを忘れて他人のために尽くしましょう、という意味です。
自分のことを後回しにして、他の人のことを優先する事は難しい事です。
でも、小さなことから出来るのではないでしょうか。
例えば、そうですね、
乗り物の中では席を譲る、詰めて座る、大きな声で話さない、
スマホ操作をしながら歩かない、
ありがとうと声に出して言う、
人の悪口を言わない、
人の話をしっかり聞く、
などが浮かびますが、これは結局、日常の思いやりですよね。
このことが教えとしてあげられると言う事は
簡単な事のようで実はなかなか出来ていないという事なのでしょう。
日々の自分を振り返って、自分中心の行動をしていないか
考えてみることも大切です。
少しでも自分の周りの人達が、知っている人もそうでない人も、笑顔でいられるように
心配りをしたいと思う新年の始まりです。