日本橋高島屋の羽生結弦展に行って来ました。
無料の展覧会で毎年ものすごい数の人が押し寄せ、収拾出来ない状況に
今年はネット申し込みで時間指定入場となりました。
高島屋正面入口には大きな羽生の垂れ幕が掛かっていて、さっそく写真を撮る人だかりが出来ています。
15分刻みでの入場でしたが、やはり長い列は出来ます。
3人のカメラマンの写真が飾られていますが、それぞれの個性と羽生への思いが満ち溢れていて
迫力とともに美しさが迫って来ます。
何と言っても圧巻は衣装です。
4つの衣装を着たマネキンがあったのですが
何より驚いたのはその細さでした。
体脂肪率3%で、極限まで鍛え上げられたあの美しい肉体を包む衣装は
余りにも細く華奢でびっくりしました。
テレビで見慣れている衣装が目の前にあって、羽生の存在を改めて感じられたものです。
使用したスケート靴も展示してあって、人だかりが動かない場所となっていました。
残念だったのは撮影禁止だった事でした。
会場はゆったりしたスペースが取ってあり、じっくり鑑賞することが出来ました。
驚いたのはデパートの買い物客の少なさです。
売り場はガラガラ、昼時にレストランにも並んでいる人は数人くらい、
見かける人達ほぼ全員、展覧会へ来た羽生ファンだったような気がしました。
あんなに人が入っていないデパートも淋しいものだと思いました。
経済が回っていないことを実感して来ました。
私自身も出かける機会がめっきり減り洋服を買わなくなって来たし
外食もしなくなっています。
暑くなって来てマスクが不快になり、ますます出かけなくなりそうな気がします。
そんな状況の中での久し振りのお出かけは、羽生結弦の世界にどっぷり浸かって幸せな一日でした。