ファンタジーオンアイスが幕張、名古屋、神戸、静岡と開催されています。
外国人選手や日本人選手が多数出演していますが
何と言っても羽生結弦が出ていることが一番です。
実は幕張と静岡に申し込んでリベンジ5回目でやっとチケットが当たりました。
ですが、B席です。
羽生のスケートを見るために高い席から売れていくそうですが
B席でも当たったことは本当にラッキーなことでした。
あの鍛え上げられた肉体で芸術を表現するのですから、見るとウットリ夢の世界です。
簡単に色々なことをやっていますが、よくよく見ると
とても同じ人間が出来ることではありません。しかも氷の上です。
足を振り上げても180度開脚、まっすぐに上がっています。
しなやかな体はどこまでも柔軟です。
細い細い体ですが、脚の筋肉は凄いです。
無駄な筋肉はないのでしょう、
鍛えに鍛えひたすらに美しい肉体です。
どれだけ鍛錬して、どれだけ努力してきたのか
その肉体と美しい滑りが証明しています。
これはバレエダンサーにも同じことが言えると思います。
しなやかで柔らかな肉体。
高いジャンプ、軽々飛んでいます。
その上クルクル回りながらジャンプします。
私達は飛び上がることさえ難しいのに、音もなく、高く上がって滞空しています。
近頃はバレリーナも160センチ以上だそうですが
そんな女性をリフトしたり、受け止めたりします。
極限まで美しくて鍛えた肉体が芸術表現をするのですから
感動しないわけはありません。
私はいつも思うのです。
彼らは多くのものを犠牲にしてひたすらその道を歩いてきたのだなあと。
子供の頃から学校が終わったらまっすぐ練習に行く。
休日はなく、練習練習、あとは大会や公演。
友だちと遊んだり、映画に行ったり、旅行したり、時間潰しに集まったり、
そんな誰もが当たり前にしてきた自由な時間を全て練習に捧げてきていること、
つまりはそれくらい自分の人生をかけて頑張ってきたほど、好きな道であること。
そうして表現されている芸術が人を感動させるのはもっともですね。
私は彼らの歩いて来たであろう道に少しの知識ではありますが
一生懸命想像を巡らしては、さらに感動しています。
きっと孤独な積み重ねでもあることでしょう、
スランプも怪我もあったことでしょう、
涙を流したこともあったでしょう、
それが氷上や舞台という場所で、大きく花を咲かせて
見る人に感動を与えるのでしょうね。
スケートもバレエも大好きです。
感動は元気もくれます、希望もくれます、勇気もくれます。感謝の気持ちでいっぱいになります。