昨日「エルヴィス」という映画を見てきました。
誰でも知っている伝説の大歌手です。
彼の人生もなんとなく知っています。
改めて映画を見て、人生の光と影、栄光と挫折、を感じました。
何より思ったのは、亡くなったのは42歳だったということです。
若すぎたなあ、早すぎたなあ、と惜しい気持ちになりました。
人種の問題、貧困の問題、アルコールやドラッグの問題、なども考えさせられました。
その余韻に浸っているときに、安倍元首相が銃弾に倒れたと言うニュースです。
彼の政治主張や行動に対する好き嫌いは別にして、考えました。
人間には笑ったり、泣いたり、怒ったり、悲しんだり、喜んだり、
好きになったり、嫌いになったり、色々感情があります。
走ったり、飛んだり、肉体もいろいろな動きをします。
髪の毛や爪が伸びたり、白髪になったりします。
涙も出れば鼻水も出ます。
病気にもなりますが、回復もします。
とても複雑で精緻で不思議に満ちたものが人間だと思います。
そしてだれにでも必ずいつの日か死が訪れます。
それは誰にも決められないし、誰にも分からない「いつか」です。
だからこそ人は毎日を大事に、人や生き物を大事に、命を謳歌しているのではないでしょうか。
それが生きとし生けるものだと思っています。
それを同じ人間の手で突然奪っていいのでしょうか?
そんなことが許されるのでしょうか?
強い憤りとやるせなさと悲しみを感じています。