あくまでも個人の意見です。
私は24時間テレビは見ません。
さあどうだ、感動するでしょう、泣けるでしょう、と
次から次へと続く押し付けが重たすぎて、楽しくないからです。
でも今年は羽生結弦さんのスケートがあるので見ました。
案の定でした。
思い入れたっぷりのつもりのアナウンサーのただただうるさい解説に
うんざりしてしまいました。
世界一の羽生のスケートには言葉は要りません。
彼のスケートが人々に勇気と感動をくれるのに、
アナウンサーのしゃべりはただただ邪魔なだけでした。
スケートの流れで24時間マラソンも、ときどきチャンネルをいじる時に見ました。
これが、なんと感動ものだったのです。
いつ映っても兼近さんが笑っていました。
100キロを走るのに、いつでも笑顔だなんて本当に凄いことです。
「和顔施」という仏教の修行があります。
これはいつも笑顔でいるという修行です。
つまりはいつどんな時にでも笑顔でいることがどんなに難しいかということです。
アスリートでもない彼が100キロを走ることも凄いことなのに
「いつでも笑っている」ことをやり遂げたのです。
それを貫いたのです。
感動しました。
見ているこちらまで笑顔になって、前向きな気持ちになりました。
人間っていいなあ、と思いました。
24時間テレビ、今年は羽生さんと兼近さんに笑顔と感動を頂きました。