昔はお見合い結婚でした。
仲人役の世話を焼く人が条件や家族などを見てマッチングしていました。
ある程度の年齢になるとお見合い写真を撮ったものです。
余談ですが仲人とは英語で GO BETWEEN と言います。
中に立って行ったり来たり、の意味で、言い得て妙ですね。
その後は恋愛結婚がほとんどになりました。
自分で見つけて、恋愛して、結婚することが当たり前になりました。
今はどうでしょうか?
学生でも社会に出ていても、出会いがない、という声が多くなりました。
コロナで在宅、大人数での会食禁止、会話をしない、旅行も行けない、
人との接触が減りました。
でも今の時代、スマホが一つあれば24時間、誰かと繋がれます、寂しくはありません。
スマホを通じての交流は顔を見て話すことや笑い合うことがありません。
貴方の一言に思わず相手がニッコリした、
話を聞いてくれるときに優しい目をしていた、
話をしなくても一緒に居るだけでなんだか心地よい、
そんな微妙な感情を感じる機会はありません。
時代の変化を思うとき、昔の仲人おばさんの役割を結婚相談所がしているのではないかと思います。
身上やある程度の希望を登録して、お互いに気になった相手と会ってみる。
あくまでも結婚相手を探す事が前提ですから、話は直線です。
近ごろ思う事なのですが、
相手として良いなと思ったら、結婚して、それからじっくり二人で仲良く恋愛して
パートナーとして成長していくのもいいのではないかな、と。
恋愛して理解して共に人生を始める、のも
結婚してゆっくりじっくり理解と愛情を育てる、のも
いいのではないでしょうか。
皆様はどう思われますか?